
広島東洋カープから戦力外通告を受けた小園海斗内野手(26)について、「ロッテ入りが決まっている」との情報がSNSに出た。
ただ、出どころは本人や球団ではなく、友人を名乗る人物からのDMだと投稿者自身が明記しており、真偽は確認されていない。
5日、大手XアカウントのZ李さんが、「小園の友達を名乗る人物から、小園はロッテ行き確定で、ゾンビタバコは本当にやっていないという真贋不明のDMが送られてきた。羽月を死ぬほど憎んでいるとも書かれていた。本当に友達かは一切証拠なし」と投稿した。
閲覧は7万回を超え、いいねは400件超。返信には「ロッテファンなので嬉しい」という声がある一方、「真実は本人のみぞ知る」と距離を置く反応も並んだ。
ロッテ球団、小園側の双方から、獲得や入団合意を裏付ける発表はない。戦力外選手の去就は、12球団合同トライアウトや個別の入団テストを経て決まるのが通例で、この時点で「確定」と言える材料は出ていない。
小園は10月1日、広島から来季の契約を結ばない旨を通告された。報徳学園出身の右投げ左打ち。昨季は首位打者と最高出塁率の2冠を獲得し、今年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)には日本代表として出場した。今季推定年俸は1億5000万円。今季は101試合に出場し、打率2割5分7厘、1本塁打、23打点だった。
通告後の取材で小園は、球団から「信頼できない」と言われたとしたうえで、「仕方ないかなと思います」と淡々と話した。現役続行については「どうなんですかね、ちょっとわかんないです」「できるんだったらやりたいですけど」と語っている。同じ日に戦力外となった矢野雅哉、前川誠太、田村俊介とともに、現役続行を希望していると報じられた。
外国人を除き、前年の首位打者が翌オフに戦力外となる例は過去にない。WBC出場年の侍ジャパン選手への戦力外通告も異例だ。J-CASTニュースはスポーツ紙デスクの話として、実力は申し分ない一方、イメージの悪さから獲得に乗り出す球団が出るかは不透明で、海外リーグが選択肢に入る可能性もある、と伝えている。
ロッテ行きを「確定」とする情報は、投稿者も証拠なしと断ったDMが唯一の根拠だ。球団発表があるまでは、未確認の一報にとどまる。
(文/潮崎達至)