16日の「女性自身」（光文社）が、ジャニーズ事務所が自主的に全所属タレントに対し薬物検査を実施していることを報じている。
記事によると、King＆PrinceやSnow Man、SixTONESなどの若手グループから検査が始まり、ほとんどのデビュー組はすでに検査を終えているという。
平野紫耀さんやラウールさん、京本大我さんら抜群の人気を集めているメンバーも、間もなく活動休止となる嵐の面々も分け隔てなく検査が実施されたということだ。
アンチ薬物への意識の高さ
しかも、記事の中で広告代理店関係者が「一般的な薬物検査は、毛髪・血液・尿のいずれかを検体とします。しかし、検査は決して簡易なものではなく、立会人監視のもと、厳正な方法で行っているそうです」と語ったことが綴られており、ジャニーズ事務所のアンチ薬物への意識の高さが感じられる。
「『Smile Up! Project』といった社会貢献・支援活動をジャニーズ事務所は行っており、クリーンなイメージを求められています。
このところ、沢尻エリカさん、ピエール瀧さん、伊勢谷友介さんら知名度の高い芸能人が薬物で逮捕される事件が続いてしまっています。
また、薬物ではないものの、不倫や未成年との飲酒など、所属タレントによる不祥事がジャニーズ事務所内でも相次いでいる事情もあるでしょう。
さらには、『元所属』ではありますが、かつてKAT-TUNで活躍した田口淳之介さんが19年5月に大麻取締法違反で逮捕されていますし、同じく元KAT-TUNの田中聖さんが17年5月に大麻取締法違反で逮捕された件も大掛かりな自主検査を決行する要因となっていると思いますよ。
沢尻さん、ピエールさん、伊勢谷さんらの事件発覚後の状況を考え、絶対に自社のタレントが薬物で逮捕されてはいけないとの思いを強くしたのでしょうね」（メディア記者）
イメージが重要な世界だけに、検査をすることが悪いイメージにつながると考えていた時代もあっただろうが、むしろ今は自ら率先して検査を受け潔白を証明する方が賢明なのかもしれない。
（文／スコッティ角筈）