17日、「女性自身」(光文社)が俳優・岡田健史さんと所属事務所との裁判沙汰トラブルについて報じた。
12日に22歳を迎えたばかりの岡田さんは、19歳でドラマ『中学聖日記』(TBS系)で有村架純さん演じる主人公の相手役として、1000人規模のオーディションを勝ち抜き鮮烈デビュー。
以降、映画もドラマも数多くのオファーが届き、現在もNHK大河ドラマ『青天を衝け』とテレビ朝日系ドラマ『桜の塔』に出演中の超有望株の若手俳優だ。
女性自身が報じたところによると、事務所の社員の入れ替わりが激しく岡田さんが不信感を募らせていたところに、3月には社長による所属女性タレントへのセクハラ、さらに先日は社員へのモラハラ、パワハラと立て続けに「週刊文春」(文藝春秋)に報じられたことで、岡田さんは明らかに社長との距離を置くようになったという。
2年弱残っている契約期間中ながら裁判所に対して契約解除の仮処分を求めた
社長の直接説明の場にも「会いたくない」とかたくなに拒否し続けていたとか。
そしてついには、まだ2年弱残っている契約期間中ながら裁判所に対して契約解除の仮処分を求める申し立てを行ったとのこと。
「女性自身さんの報道を受けて、これまでに週刊文春さんが報じていた事務所社長のネガティブなイメージが強烈なせいか、岡田さんを後押しする声が多いですね。
つい先日には、同事務所を高杉真宙さんが退所していることもあり、『高杉くんと同じように事務所を離れていいでしょ。事務所は辞めさせてあげて』といった声もあります。
ただ、高杉さんの場合は、しっかりと契約期間を満了したうえで、事務所と話し合い退所という選択を取った経緯があります。
一見すると同じ事務所で高杉さんと似たような流れをイメージしてしまうのかもしれませんが、年始に大騒動となった森七菜さんのケースの方が実際には酷似しているような気がしますね」(メディア記者)
まだまだ2~3年程度のキャリア。
事務所の後ろ盾がなくなれば…
続々と仕事が舞い込んでいる状況だったのは事実だろうが、それは事務所の後ろ盾があってのものだったという側面も否めない。
森七菜さんが、年始の事務所移籍騒動の後から、次第に仕事が激減していったように、岡田さんも今後の仕事に大きな影響が出ないか心配される。
場合によっては、『桜の塔』も『青天を衝け』も途中降板となり、そのまま事実上の引退へと追い込まれてしまうかもしれない。
将来性豊かな若者だけに、穏便な決着を迎えることを期待したいが、果たしてどうなる?
(文/等々力おさむ)
~ライター略歴~
山梨県出身
かつては某俳優の付き人を務めていた
現在は芸能ネタを中心にライターとして活動中