名誉と栄誉に溢れたものとなるはずが、よもやのハンディキャップを背負わされている。
13日より始まった「ハワイ国際映画祭」での、三浦春馬さん最後の主演映画『天外者』の処遇のことだ。
同映画祭には、他にも『ホテルローヤル』『窮鼠はチーズの夢を見る』『あのこは貴族』『青葉家のテーブル』『いとみち』『ジャズ喫茶ベイシー』『スパイの妻』が日本映画として出品されている。
『天外者』を除く7作品は、いずれも「ハワイ国際映画祭」の公式ツイッターにて現在、作品紹介を受けているのだが、『天外者』だけは紹介されていないのだ。
『天外者』だけが酷い扱いを受けている
「経緯としては、いったん『天外者』も公式ツイッターにて紹介されていたんですよ。
ただ、そこに添えられていた写真が主演の三浦春馬さんが写っていない画像が使用されていたため、『天外者』や三浦さんのファンを中心に『春馬くんが写っている画像に変更してほしい』といった修正・変更の依頼がたくさんあったようです。
それを受けて、対象のツイートを削除のうえ、新たに三浦さんの写っている画像を添えて再度ツイートしてくれれば問題なかったと思うんですけどね。
なぜか、対象のツイートを削除したのみで、そこからまる1日以上、三浦さんの写っている画像を添えて再度ツイートするという動きはありません。
本来、平等な扱いを受けるはずの映画祭において、1作品だけが酷い扱いを受けていると言っても過言ではない状況ですよね、これは……」(メディア記者)
さすがに、このまま『天外者』だけ紹介ツイートが消されたままなんてことはありえないと思うが、まる1日消されたままにされただけでも十分に不遇と言えるだろう。
なぜこんなことが起こるのか、不思議で仕方ないし、多くのファンが憤るのも仕方ないことではないかとも思う。
(文/窪田翔吾)