現地時間の13日より23日までの期間で開催されている「ハワイ国際映画祭」。
ここに、昨年7月の急逝からおよそ10ヶ月が経過した俳優・三浦春馬さんの最後の主演作『天外者』(配給:ギグリーボックス、監督:田中光敏さん)が出品されているのだが……。
「今回のハワイ国際映画祭に出品されている日本映画は、『天外者』『ホテルローヤル』『窮鼠はチーズの夢を見る』『あのこは貴族』『青葉家のテーブル』『いとみち』『ジャズ喫茶ベイシー』『スパイの妻』の8作品です。
なぜか『天外者』だけ
いずれも映画祭が始まる前に、映画のイメージ画像を添えたツイートが“Hawai'i International Film Festival”の公式アカウントで投稿されていました。
ところが、なぜか『天外者』だけは、主演の三浦春馬さんの姿がない、三浦翔平さんや西川貴教さんらが写っている画像が使用されていたんです。
他の7作については、いずれも主演俳優が写っている画像が使用されていたのにですよ。
『さすがにおかしい』と思ったファンなどが映画祭の公式窓口へ修正依頼などを数多く行っていたようなんですが、その結果、日本時間の15日昼の時点では、画像が変更されたツイートが投稿されたのではなく、もともとあった三浦翔平さんや西川貴教さんらが写っている画像を使ったツイートが削除されただけの状態になっているんです。
ハワイ国際映画祭の公式サイトに『天外者』の画像は5枚用意されていて、三浦春馬さんが写ったものはそのうち3枚あります。
そして、三浦春馬さんだけが写っている画像がメインビジュアルとして公式サイトには掲載されています。
それにもかかわらず、なぜ三浦春馬さんが写っていない画像を使用して公式ツイッターが投稿していたのか、そんなことはあってほしくありませんが、何らかの悪意があるのではないかと勘ぐりたくもなるところですよね」(メディア記者)
当初、映画祭の公式サイト上のメインビジュアルも、三浦春馬さんが写っていないものが使用されており、なおかつ主演の三浦春馬さんの名前よりも先に三浦翔平さんの名前が掲載されていたという経緯もある。
こちらについてはファンなどからの指摘によりすぐに修正が施されたのだが、公式ツイッターについては指摘を受けてからの動きがやや鈍い印象がある。
このあと、三浦春馬さんが写っている画像を使って、映画祭の公式ツイッターがあらためてツイートをしてくれるのか、動向に注目していきたい。
(文/窪田翔吾)