
JRAの舟山瑠泉騎手(20=美浦・田中博厩舎)が関与した死亡交通事故の詳細が明らかになりつつある。元JRAトップジョッキーの藤田伸二氏がYouTubeで事故の具体的な状況を明かした。
2026年8月19日午後8時30分ごろ、北海道函館市日乃出町の国道278号線(漁火通り)の信号機のあるT字路交差点で発生。舟山騎手が運転するレンタカーが、赤信号を時速約100kmで侵入し、右折しようとしていた50代男性(函館高専准教授の水野章敏さん=52=)の乗用車と衝突したとされる。
男性は搬送先の病院で死亡が確認された。舟山騎手も骨折などのけがを負い、病院に搬送されている。車は大破した。函館中央署が詳しく捜査中で、JRAも「事実関係を調査中」としている。
さらに藤田氏によると、事故の約2週間前、舟山騎手は自家用車で時速約130kmを出し、マイカーを全損させる事故を起こしていたという。こうした運転歴が重なった結果、今回の死亡事故に至ったと指摘されている。
元川崎競馬リーディングジョッキーの瀧川寿希也氏も「船山君は恐らく免許は剥奪になるのが相当濃厚」と指摘していた。死亡事故で過失が大きい場合、JRA騎手免許の取り消し(剥奪)につながる可能性が高く、事実上の「引退」が濃厚視されている。
舟山騎手は2025年3月デビュー。1年目19勝、2年目の今年は既に42勝を挙げ、通算61勝と飛躍を遂げていた有望株だった。
(文/豊田武志)