昨年7月の急逝から間もなく10ヶ月になろうとしている、俳優の三浦春馬さん。
三浦さん最後の主演映画『天外者』(配給:ギグリーボックス、監督:田中光敏さん)は、日本国内で大成功を収め、昨年12月の封切りながら今なおロングラン上映中だ。
そして、ハワイの現地時間13日より「ハワイ国際映画祭」がオンラインで開催され、ここに『天外者』も出品されている。
ハワイだけでなくアメリカ本土を含む全米で鑑賞可
「いよいよ、三浦さんの最後の主演作であり、代表作と呼んでも過言ではない『天外者』がアメリカデビューを果たしますね。
“ハワイ国際映画祭”で『天外者』をストリーミング鑑賞できる地域は、ハワイだけでなくアメリカ本土を含む全米です。
『天外者』の単体チケット(約700~1000円)または、『ホテルローヤル』『窮鼠はチーズの夢を見る』『あのこは貴族』『青葉家のテーブル』『いとみち』『ジャズ喫茶ベイシー』『スパイの妻』など出品されている日本映画すべてを見られるショーケースパス(約4400~5000円)を取得することで鑑賞できる仕様となっています。
10日には、三浦さんがMCとして出演していたNHK紀行番組『世界はほしいモノにあふれてる』のDVD発売決定について報告をしていた“三浦春馬&STAFF INFO”のツイッターアカウントでも、『天外者』のアメリカ進出を祝うようなコメントが出るかと注目していましたが、開幕まで数時間となった現在もそんなコメントはありません。
看板俳優の主演作がアメリカ全土で鑑賞できるようになったわけですから、よもやアミューズが喜んでいないなんてことはないでしょう。
『無言のエール』はきっと送っているのだろうと信じたいです」(メディア記者)
多くのドラマや映画などでもしばしば聞かれるセリフだが、想いは口にしなければ伝わらないのではないだろうか。
(文/窪田翔吾)