
警視庁は、アルバイト先のスポーツ施設で客のクレジットカードを盗み、化粧品を購入したとして、慶応大学4年生の新沢かれん容疑者(しんざわかれん・22)を窃盗と詐欺の疑いで逮捕した。
捜査関係者によると、新沢容疑者は2026年4月、東京・渋谷区のスポーツ施設で受付として勤務中、マスターキーを使って更衣室のロッカーを開け、50代の女性客のクレジットカード1枚を盗んだ疑いがある。その後、新宿区内で同カードを使い、化粧品2個(約1万4000円相当)を購入したとされる。
マスターキーは受付に保管されており、従業員であれば誰でも使用可能な状態だったという。新沢容疑者は調べに対し、「カードは更衣室で拾った」と窃盗容疑を一部否認する一方、「化粧品が欲しくて衝動的に使ってしまった」と不正利用については認めている。
警視庁は、同様の手口で他の利用客からもカードを盗み、余罪が約100万円分に上るとみて調べを進めている。
新沢容疑者は慶応義塾大学総合政策学部の4年生で、同学の体育会スキー部でマネージャーを務めていた。事件報道後、同部の公式ブログから「総合政策学部マネージャー・新澤かれん」関連の記事が一斉に削除されていることが確認された。
大学側の正式な対応は明らかになっていないが、名門大学の学生によるバイト先での犯行として、SNS上でも大きな注目を集めている。
(文/二宮誠司)