【皮肉】秋山翔吾、喫煙者だらけの西武を避け広島へ…今は「ゾンビたばこ」問題の渦中に | The Audience
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【皮肉】秋山翔吾、喫煙者だらけの西武を避け広島へ…今は「ゾンビたばこ」問題の渦中に

【皮肉】秋山翔吾、喫煙者だらけの西武を避け広島へ…今は「ゾンビたばこ」問題の渦中に
秋山翔吾

 メジャー挑戦から日本球界に復帰した際、古巣・埼玉西武ライオンズではなく広島東洋カープを選んだ秋山翔吾外野手(38)。

 当時から「人間関係」や「新しい環境への挑戦」が理由として挙げられていたが、関係者の間ではもう一つの側面も指摘されていた。それが「喫煙者の多さ」だ。
 
 西武在籍時、秋山は数少ない非喫煙者のレギュラーだった。当時の主力野手は秋山以外ほとんどが喫煙者で固められ、ベンチ裏の喫煙ルームは試合中も煙で充満。外国人選手さえ「タバコを吸わないとなじめない」と言われるほどだった。

 球界関係者によると、「相手投手の対策を練るのが喫煙所だっただけに『大事なことはいつも喫煙所で決まる』と、秋山を嘆かせていた」という。重要な話し合いが喫煙所中心で進む環境は、非喫煙者の秋山にとって居心地の悪いものだったとみられる。西武復帰を避けた背景には、こうした「素行や野球への取り組み方」に関わるチームの雰囲気も影響したとの見方が根強い。
 
 契約年数の差やセ・リーグでの新挑戦意欲、同世代選手との野球観の一致なども重なり、最終的に広島を選択した。

 しかし、皮肉なことに現在の広島東洋カープは深刻な「素行」問題に直面している。いわゆる「ゾンビたばこ」(指定薬物エトミデート)問題だ。
 
 元選手の羽月隆太郎氏が使用で有罪判決を受けたのを皮切りに、複数の現役選手が売人とみられる人物との密接な交流写真を報じられ、出場選手登録の抹消や球団の再調査が続いている。矢野雅哉内野手をはじめとする選手の関与疑惑が浮上し、球団は対応に追われている状況だ。
 
 「喫煙者だらけだった西武を避けてクリーンな環境を求めたはずが、今度は薬物関連のスキャンダルに巻き込まれる形になった」と、ネット上では秋山の選択に対する皮肉な声も上がっている。

 秋山自身は今季もベテランとしてチームを支える立場にあり、日米通算2000安打を目指してプレーを続けている。西武時代に感じた「喫煙所文化」への違和感を背景に選んだ広島で、今度はより深刻なコンプライアンス問題に直面している現実は、球界の複雑さを象徴していると言える。
 
 球団が問題をどう収束させ、選手たちの意識改革を進められるのか。秋山の選択がもたらした皮肉は、カープの今後を占う一つのエピソードとして、ファンの間で語られ続けそうだ。
 
(文/千川ちひろ)