7日、台湾メディアを通じて、三浦春馬さん最後の主演映画『天外者』（配給：ギグリーボックス、監督：田中光敏さん）台湾上映に向けたコメントを三浦翔平さん、西川貴教さん、田中監督がそれぞれ発表した。
三浦翔平さんは「『天外者』は五代友厚の人生を描いていると同時に、三浦春馬の圧倒的な熱意と勤勉さを誰もが感じることができるものになっています。『天外者』が台湾で上映されると聞いて本当に嬉しいです。春馬もこの映画を海外の観客に見てもらえて、喜んでいるに違いないと思います」などと語っている。
西川貴教さんは「世界中の誰もが極度の不安に苦しんでいる今だからこそ、この作品をみんなに見てもらいたい。この映画を見た後は、「新たな発見」や「チャンス」があると思いますので、なかなか前に進めず悩んでいる方にも是非この映画をご覧いただきたい」などとコメント。
田中光敏監督は「春馬くんのファンや映画を愛する人たちの大きな支持により、海外上映という奇跡に辿り着けました。こうなることを夢見てはいましたが、正直予想はできませんでした」などと述べるとともに、13日から始まる“ハワイ国際映画祭”に選ばれたことも報告している。
台湾、そしてハワイを起点として全米へ。
『天外者』の世界進出はまだ始まったばかり。今後、どのような展開を見せるのか引き続き注目していきたい。
（文／西野麻衣）
～ライター略歴～
茨城県出身
シナリオライター、エッセイスト、芸能ライターと多岐にわたる執筆業を行っている