【北区小学校火災】生徒救うため飛び降り腰を骨折の女性音楽教師、出火原因を作ってしまっていた「電気ストーブ近くで洗濯物を乾かしていた」 | The Audience
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【北区小学校火災】生徒救うため飛び降り腰を骨折の女性音楽教師、出火原因を作ってしまっていた「電気ストーブ近くで洗濯物を乾かしていた」

【北区小学校火災】生徒救うため飛び降り腰を骨折の女性音楽教師、出火原因を作ってしまっていた「電気ストーブ近くで洗濯物を乾かしていた」
滝野川第三小学校

 東京・北区の滝野川第三小学校で19日に発生した火災で、音楽準備室から出火した原因について新事実が明らかになった。

 音楽を担当していた女性教師が警視庁の事情聴取に対し、「電気ストーブの近くで洗濯物を乾かしていた」と話していることが分かった。
 
 6月19日午前11時ごろ、校舎4階の音楽準備室から出火。音楽室で授業を受けていた児童らを中心に11人が重軽傷を負った。教師や児童は煙が充満する中、窓から外壁のひさしへ避難。救助袋の使用が難航する中、迅速な判断で被害を最小限に抑えようとした。
 
 この火災で、落下した生徒を救うために自ら飛び降り、腰を骨折する重傷を負った女性音楽教師の勇敢で責任感ある行動が報じられていた。

 警視庁滝野川署の調べで、燃えた残骸となった電気ストーブを分解したところ、火災発生時に通電状態だったこと、繊維片のようなものが付着していたことが確認された。女性教師は事情聴取で「電気ストーブの近くで洗濯物を乾かしていた」趣旨の話をしたという。
 
 警察は失火の疑いで当時の状況を詳しく調べている。準備室からは複数の衣類とみられる燃えた繊維片も発見されており、ストーブから衣類に燃え移った可能性が高いとみられる。

 学校は火災当日、臨時休校とし、児童の安全確認と心のケアを優先。警察は失火として捜査を進め、教師の行動や学校内の電気機器使用ルールについても検証を進めている。

 この火災では、女性教師の勇敢な救助行動が称賛される一方で、出火原因が学校施設内での不用意な行為だった可能性が浮上し、複雑な思いを抱く関係者も少なくない。学校側は今後、再発防止策の徹底を求められることになりそうだ。
 
(文/二宮誠司)