昨年7月の急逝からあと1週間ほどで300日が経過する俳優の三浦春馬さん。
三浦さん最後の主演映画『天外者』（配給：ギグリーボックス、監督：田中光敏さん）は、いよいよ7日より台湾での海外上映第1弾がスタートする。
また、13日から始まるハワイ国際映画祭にも出品されており、オンラインでの上映は全米で鑑賞可能。
国際的な広まりを見せる中、国内のアノ劇場が「再再々上映」を6月に行うことを6日に発表した。
再再々上映のパイオニア
「広島県呉市にある“呉ポポロシアター”さんですね。
6日に公式ツイッターを更新し『呉ポポロシアター で上映中の大人気２作品についてファンの皆様に朗報です!!』と切り出し、『東京公園』6/13(日)～アンコール上映決定!!、『天外者』6/25(金)～アンコール上映決定!!と発表しました。
これまで『天外者』の再上映、そして再々上映を初めて実施したのは“渋谷HUMAXシネマ”さんでしたが、6月25日までに渋谷HUMAXシネマさんで上映予定が組まれなければ、呉ポポロシアターさんが、『天外者』再再々上映のパイオニアとなります」（メディア記者）
『天外者』に限らず、三浦さんの主演作を中心に、三浦さんがこれまでに出演してきた数々の映画を「三浦春馬スーパーフェスタ」と銘打ち次々と上映している呉ポポロシアター。
この調子で行けば、再再々上映でも打ち止めとはならなそうだ。
いったいいくつ「再」を積み重ねるのか、今後も見ものだ。
（文／西野麻衣）
～ライター略歴～
茨城県出身
シナリオライター、エッセイスト、芸能ライターと多岐にわたる執筆業を行っている