
6月9日午前8時前、札幌市白石区南郷通17丁目南の共同住宅の一室で、20代とみられる女性3人の遺体が見つかった。警察は自殺の可能性が高いとみて、3人の関係性や詳しい状況を調べている。
遺体発見のきっかけは、部屋に住む女性の親族(母親とみられる)が安否確認のため訪問した際、玄関ドアに鍵がかかり応答がないことに気づき、110番通報したもの。警察と消防が駆けつけ、室内の浴室で3人が倒れているのを発見し、その場で死亡を確認した。
3人とも服を着た状態で、目立った外傷はなく、浴室からは燃やされた練炭が見つかった。また、浴室のドアと換気扇にはテープで目張りがされていたという。現場は地下鉄東西線・南郷18丁目駅から約300〜350mの住宅街で、一時物々しい雰囲気となった。
警察によると、3人のうち1人がこの部屋の住人とみられ、年齢はいずれも20代くらい。練炭自殺の典型的な状況から、集団自殺を図った可能性が高いとみて身元確認や関係性の解明を急いでいる。
近隣住民は「びっくりしますね、そんな物騒な地域でもないし」「このあたりってあまり(そんな事件は)出ないですもんね」と驚きの声を上げた。
警察は3人が自殺を図ったものとみて捜査を進めている。
(文/石田良治)