
5月19日夜放送の日本テレビ系『news zero』で、メインキャスターの藤井貴彦アナウンサーが、闇バイトに手を染めようとする少年らに向け、約40秒間にわたってカメラを真っ直ぐ見つめながら強いメッセージを発信した。
藤井アナは「安全な仕事だ、未成年だから守られるという言葉を信じてはいけません。その反対です。人生は壊れ、起こしたことへの責任から逃れることはできません」と強調。「ただ、人の財産を奪う直前まで、人を殺める直前まで、後戻りする道は残されています。もし、警察に駆け込む強い勇気を持てたなら、あなたとあなたの大切な人は絶対に守られます。決して遅くありません。勇気を持って後戻りしてください」と呼びかけた。
しかし、このパフォーマンスに対し、X上では「そういう子はテレビほとんど見ない」「ニュース番組なんて絶対に見てないのに」「どこに向けて言ってるの?」「YouTubeやTikTokでやるべき」との指摘が相次いだ。
「善意はわかるけど完全にズレてる」「闇バイト層に届くはずがない」「意識高い系のパフォーマンス」と厳しい声も目立つ。
藤井アナはこれまでも社会問題に対して強いトーンでコメントすることがあり、今回も真剣な眼差しで訴え続けたが、ターゲット層との「メディア接触のミスマッチ」が改めて浮き彫りとなった。
闇バイトは近年、未成年者の犯罪加担が急増しており、警察庁も警鐘を鳴らしている。藤井アナの呼びかけがどれだけ実際の層に届くのか、議論を呼んでいる。
(文/石田良治)