昨年12月11日の封切りから間もなく5ヶ月が経過しようとしている、三浦春馬さん最後の主演映画『天外者』(配給:ギグリーボックス、監督:田中光敏さん)。
7日からは海外上映第1弾の台湾上映、そして13日からはハワイ国際映画祭での上映が決まっている。
そんな中、さらに1ヶ月半ほど先の国内スケジュールにも動きがあったという。
年単位での超ロングランが見えてきた
「埼玉県にある“深谷シネマ”さんが6月20日(日)~6月26日(土)の1週間(※ただし6月22日(火)は休館日)、1日2回の『天外者』の“再上映”を決めたことを発表したんですよ。
6月20日となると、封切りから半年以上が経過しているタイミングですからね。
いよいよ、半年という区切りを超えて、年単位での超ロングランが見えてきたと言えるかもしれません」(メディア記者)
海外に『天外者』を広めるという、生前の三浦さんと田中監督の約束がどんどん実現していっている最中ではあるが、国内でさらに多くの人に見てもらおうという動きもまだまだ衰えを知らない。
むしろ、世界的に評価されることで、新たに『天外者』に、そして三浦春馬さんに、興味を抱く方も増えていく可能性が考えられる。
ゴールデンウィークを境に、『天外者』は新たなステージへと向かって行っているのではないだろうか。
(文/西野麻衣)
~ライター略歴~
茨城県出身
シナリオライター、エッセイスト、芸能ライターと多岐にわたる執筆業を行っている