21人死傷の磐越道事故 運転手はバス運行会社・蒲原鉄道とも北越高校とも面識なし 周囲から「免許返納」「運転引退」を勧められていた人物だった | The Audience
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21人死傷の磐越道事故 運転手はバス運行会社・蒲原鉄道とも北越高校とも面識なし 周囲から「免許返納」「運転引退」を勧められていた人物だった

21人死傷の磐越道事故 運転手はバス運行会社・蒲原鉄道とも北越高校とも面識なし 周囲から「免許返納」「運転引退」を勧められていた人物だった
事故現場

 5月6日午前7時40分頃、福島県郡山市熱海町高玉の磐越自動車道上り線で、北越高校男子ソフトテニス部員20人を乗せたマイクロバスがチェーン着脱場前のクッションドラムに衝突後、ガードレールに激突する重大事故が発生した。

 この事故で1名(男子生徒)が死亡、15〜17歳の男子生徒5人が重傷を負うなど、計21人が死傷する惨事となった。ブレーキ痕は確認されず、運転手は警察に対し「曲がり切れなかった」と供述している。
 
 運転していたのは新潟県胎内市在住の若山哲夫さん(68)・無職。驚くべきことに、若山さんはバス運行会社の蒲原鉄道とも、北越高校とも一切面識がなかったことが蒲原鉄道の記者会見で明らかになった。

 手配経緯は極めて杜撰だった。
 
 北越高校が「貸切バスは高い、安く」と蒲原鉄道に依頼
 →蒲原鉄道の営業担当が別のレンタカー会社からマイクロバスを借りる
 →借りる際に運転手本人の免許証ではなく営業担当者本人の免許証を提示
 →運転手は営業担当の「知人の知人」で、運転歴・事故歴の確認すらされていなかった

 さらに、この運転手が周囲からは「免許返納」「運転引退」を繰り返し勧められていた人物だったことも判明。関係者からは「高齢で運転を続けることに危惧の声が出ていた」との証言も上がっている。
 
 さらに、周囲からは「免許返納」「運転引退」を繰り返し勧められていた人物だったことも判明。関係者からは「高齢で運転を続けることに危惧の声が出ていた」との証言も上がっている。

(文/石田良治)