2日、フジテレビ系『なりゆき街道旅』が放送された。
お笑いコンビ・ハライチの澤部佑さんがレギュラー出演しているほか、この日のゲストは歌舞伎俳優の尾上右近さんと、元バレーボール日本代表主将でタレントの川合俊一さん。
この中で、川合さんは「ホームパーティーに呼ばれているから、手土産を買っていく」と言ったり、「オリンピックはやれば必ず喜ぶ人がいる。今は積極的にやりたいと言いづらいから黙っているだけで、見たい人はたくさんいる」と語ったりした。
『イラついてきた』『完全にアウト』
「撮影したのはおそらく1ヶ月くらい前でしょうけど、それでもコロナ禍に『ホームパーティーに参加している』『是が非でもオリンピックを開催すべき』という発言をする神経には『理解できない』『イラついてきた』『完全にアウト』と否定的なコメントが多く出ていますね。
川合さんは単なる元スポーツ選手のタレントではなく、日本ビーチバレーボール連盟会長、日本バレーボール協会強化事業本部付顧問、NPO法人日本バレーボール・オリンピアンの会理事を現職で務めていますので、『最大限、オリンピック開催に向けて様々な調整を図ろう』という考えを持つのは理解できなくもないですが、圧倒的多数の開催反対意見が存在していることを軽んじたような物言いはいかがなものかと思いましたよ」(メディア記者)
1日に発表された全国各地の新型コロナ感染者数は、多くの場所で感染拡大が未だ止まっていないことを証明している。
そんな中での川合さんの発言は、あまり適切でなかったのは間違いないだろう。
(文/中野慎二郎)
~ライター略歴~
東京都中野区出身
演劇&音楽を愛しアーティスト活動を20年に渡り行うも鳴かず飛ばず
2017年より自身の経験と人脈ををもとにフリーライターとして活動