堺市教育委員会が堺市立日置荘中学校で発生した「いじめ」被害者を名誉毀損で刑事告訴 大手アカウントの発信にネット騒然 | The Audience
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堺市教育委員会が堺市立日置荘中学校で発生した「いじめ」被害者を名誉毀損で刑事告訴 大手アカウントの発信にネット騒然

堺市教育委員会が堺市立日置荘中学校で発生した「いじめ」被害者を名誉毀損で刑事告訴 大手アカウントの発信にネット騒然
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 堺市立日置荘中学校をめぐるいじめ問題で、堺市教育委員会が生徒指導課名義で被害者側に対し名誉毀損を理由とした刑事告訴を視野に入れた対応を進めているとして、X上で大手アカウントが詳細を公開。投稿が拡散され、ネット上で大きな話題となっている。

 問題のきっかけとなったのは、大手暴露系Xアカウント「DEATHDOL NOTE」が28日朝に投稿した内容。
 
 投稿では「【いじめ問題】堺市立日置荘中学校 堺市教育委員会生徒指導課 備考:いじめ被害者を名誉毀損で刑事告訴」と明記され、教育委員会から被害者(保護者)宛てに送付された2026年4月10日付のメール画像も添付された。
 
 メール(生徒指導課)では、X上で被害者側のいじめ内容や学校側の対応音声などが投稿されていることを「重大事態のいじめの内容と思われる」と認定。「本市からも削除要請、アカウントの登録情報(氏名・住所・電話番号・メールアドレス・IPアドレス等)の開示請求及び警察に相談する等対応を進めております」と明記している。被害者側への影響を懸念した対応として記載されているが、結果として被害者・保護者側を名誉毀損で追及する動きと受け止められた。

 この問題の背景には、堺市立日置荘中学校で発生したいじめ重大事態がある。第三者委員会は2025年3月に学校側の不適切対応(被害者責め発言など)を認定する報告書をまとめていたが、堺市教育委員会は1年以上にわたり報告書を非公開にし、説明会も拒否し続けているとして批判を浴びていた。被害者(女子生徒)は「死ね」「キモイ」などの暴言や仲間はずれを受け、PTSDで通院中とされ、学校側が加害者寄りの対応を取っていたとする音声記録も問題視されている。
 
 投稿された動画には、学校長と被害者母親のやり取りが収録されており、「キモイと言われる側に原因がある」「記憶がない」「知りません」などの発言が繰り返しオーバーレイ表示され、学校側の対応の不適切さが強調されている。

 投稿直後、X上では「被害者をさらに追い詰める二次加害」「教育委員会が加害者側を守る体質そのもの」「報告書を隠蔽したまま告訴とは何事か」との声が殺到。批判コメントが急増し、トレンド入りする勢いとなった。一方で「事実確認を」「双方の主張を聞くべき」との慎重論も見られる。
 
 堺市教育委員会は現時点で公式コメントを出していない。被害者側はこれまで第三者委員会報告書の公開や学校・委員会の説明責任を求めており、今回の対応がさらなる対立を深める可能性が高い。

 いじめ防止対策推進法では、学校や教育委員会は被害者保護を最優先とするよう定められている。今回の動きが法の趣旨に沿ったものか、被害者保護の観点から不適切ではないか——ネット上の議論は今後も続きそうだ。
 
(文/二宮誠司)