
2026年シーズン開幕前、パ・リーグの優勝候補筆頭に挙げる声が多かった北海道日本ハムファイターズが、深刻な低迷に陥っている。
4月25日時点で11勝14敗と借金3。4月26日のオリックス・バファローズ戦でも大敗の危機に瀕していることから、ファンからは新庄剛志監督に対する厳しい声が噴出。「交流戦前に休養してください」との過激な意見まで飛び交う事態となっている。
開幕前、多くのプロ野球解説者やOBが「今年の日本ハムは強い」「優勝の大本命」と太鼓判を押し、96勝を公言する新庄監督の熱い姿勢とともに、大きな注目を集めていた。しかし、蓋を開けてみれば投手陣の崩壊と守備の乱れが目立ち、気付けば最下位争いのど真ん中だ。
ソフトバンクから復帰し、3年連続最多勝も期待された有原航平が先発した26日のオリックス戦。有原は4回途中で8失点の大炎上。チームは4回終了時点で2-9と大量ビハインド。敗戦が濃厚となり、このまま負ければ4連敗で借金は4に膨らむ。
加えて、鹿児島で行われるソフトバンク戦でロッテが勝利すれば、日本ハムは単独最下位に転落する状況だ。
X(旧Twitter)などファンコミュニティでは失望の声が爆発。「96勝するとか大ぼら吹いておいて、投手陣もディフェンスもグダグダすぎる」「ビッグボス、交流戦前に休養した方がいいんじゃないか」「早いところ監督交代してほしい」との辛辣な投稿が相次いでいる。
新庄監督はこれまで独特のキャラクターと選手を鼓舞する采配で人気を集めてきたが、今季は結果が伴わず、チームの雰囲気が重苦しい状況が続いている。
投手陣の防御率はリーグワースト。失策数も圧倒的なリーグワーストを記録するなど、守備面の課題も深刻だ。1ヶ月後に迫った交流戦までに、巻き返しのきっかけをつかめるかが大きな分水嶺となる。
(文/公文裕介)