
京都府南丹市の山林で4月13日に発見された市内小学6年生・安達結希さん(11)の遺体をめぐり、父親が警察の調べに対し、死体遺棄への関与をほのめかす供述をしていることが捜査関係者への取材で分かった。
京都府警は15日朝から、父親を任意で事情聴取していた。父親は安達さんの行方不明にも関与した可能性があるとして、警察が慎重に捜査を進めている。
安達さんは3月下旬から行方不明となり、家族が捜索願を出していた。13日午後、南丹市内の山林であおむけの状態で遺体が見つかった。目立った外傷は確認されなかったが、死因や遺棄の経緯については現在も調査中だ。
南丹市は人口約3万人の比較的小さな自治体で、事件発生後、地元では不安の声が広がっている。安達さんは明るく活発な性格で、近所からも「礼儀正しい良い子だった」と慕われていたという。
父親の供述内容の詳細は明らかにされていないが、警察は遺体発見状況や父親の行動などを総合的に分析し、事件の全容解明を急いでいる。
(文/二宮誠司)