昨年7月18日に急逝した三浦春馬さんについて、27日所属事務所のアミューズがコメントを発表した。
「いつも三浦春馬にたくさんの想いを寄せてくださりありがとうございます。多くのファンの皆様が、彼を愛してくださり、様々な形で想ってくださることに、心より感謝申し上げます」と切り出し、一方で「一部の団体または個人の方による、三浦春馬に関する事実ではない事柄に基づく書籍の販売やSNS等を利用した発信に、我々としても心を痛めております。そういった行為に対して、引き続き当社は毅然として対応していきます」と、誹謗中傷やデマに対する厳然とした姿勢をあらためて打ち出した。
また今年7月予定とされている“お別れの会”に関しては「以前よりご報告させていただいております、皆様が想いを寄せて頂く会に関しましては、三浦春馬のこれまでの活動を皆様に感じていただけるような、温かい場所となるよう、スタッフ一同話し合いを重ねております。未だ続く新型コロナウイルス感染拡大の状況を見極めながら、改めてご案内させていただきますので、今しばらくお待ちいただきますようお願い申し上げます」とし、予定どおり開催か、あるいは再度の変更があるのかなど具体的な言及は避けた。
「三浦さんの命日まで2ヶ月半ほどとなっていましたので、多くのファンが『お別れの会』の行方がどうなるのか注視していました。
具体的な結論はまだ出せないようですが、進捗を共有してもらえたことで、一定の安堵を感じているファンも多いのではないかと思います。
『天外者』に対するアミューズの距離感に対しては…
ただ一方で、『今回のリリースとは別に、春馬くんの最後の主演作で代表作ともなっている天外者のプロモーションについてももっと言及しないのはおかしい。だって、今や5ヶ月にもなろうとしてるロングランだし、来月には台湾での海外上映も実現するんだから。おまけに、天外者のDVDはしれっと売ってるくせに、天外者そのもののプロモーションはほとんどしないなんて、春馬くんに対する扱いが酷いです』と、三浦さん最後の主演映画にして大きなムーヴメントを起こしている『天外者』に対するアミューズの距離感に対し疑問の声をぶつけるファンもいる状況ですね」（メディア記者）
三浦さんの『お別れの会』開催時期など詳細については、結論がまだ出なかったため、今後のアミューズの発表にあらためて注目していきたい。
（文／窪田翔吾）