【池袋ポケモンセンター刺殺事件】日テレが「二次加害」被害者の顔を遺族の許可を取らずに公開していた | The Audience
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【池袋ポケモンセンター刺殺事件】日テレが「二次加害」被害者の顔を遺族の許可を取らずに公開していた

【池袋ポケモンセンター刺殺事件】日テレが「二次加害」被害者の顔を遺族の許可を取らずに公開していた
日テレ報道で公開された被害者の顔写真
(実際の報道では黒いマスキングなし)

 東京都豊島区池袋のサンシャインシティ内の「ポケモンセンターメガトウキョー」で2026年3月26日夜に発生した刺殺事件。

 被害者・春川萌衣さん(21)の顔写真を日本テレビが報道で公開したことが、大きな批判を呼んでいる。
 
 問題となっているのは、日テレが使用した春川さんの中学校卒業アルバムの写真で、遺族の許可を得ずに公開した疑いが強く指摘され、「二次加害」として非難の声が広がっている。

 事件では、春川さんが元交際相手の広川大起容疑者(26)に刃物で刺され死亡。広川容疑者も自らを刺して死亡した。
 
 警視庁は3月27日に両者の身元を公表したが、容疑者側の顔写真はほとんどのメディアが「人権保護」の観点から公開を控えている。
 
 一方、日テレは3月27日の報道で、春川さんの中学時代の卒業アルバム写真を明確に使用。出典や入手経路は明らかにされておらず、遺族が自ら提供したとは考えにくい状況だ。

 ITジャーナリストの篠原修司氏はYahoo!ニュースのエキスパート記事で、「被害者の顔を晒すのは違う」と厳しく指摘。突然家族を失った遺族にとって、望まない形で写真や人物像が全国に広まることは明らかな二次被害であり、悲しみをさらに深めると述べている。

 また、事件の核心は広川容疑者のストーカー行為にあり、被害者の学生時代の詳細や顔写真を報じる必要性は低いと疑問を呈している。

 SNS上では「被害者の顔写真を堂々と出すのに、犯人の顔は隠すなんておかしい」「遺族の許可なしで卒業アルバムまで使うのは二次加害」「メディアのダブルスタンダードがひどい」といった声が殺到。一部では「弟妹想いのお姉ちゃん」といった人柄報道と併せて、過剰な被害者像の描写も問題視されている。
 
(文/二宮誠司)