
東京・豊島区池袋の人気商業施設「サンシャインシティ」で、再び痛ましい殺人事件が発生した。
2026年3月26日午後7時20分頃、同施設内にあるポケモンセンターで、20代の女性店員が男に刃物で刺され、その後死亡した。
男は犯行後、自ら首を刺して意識不明の重体に陥り、その後死亡した。
捜査関係者によると、男は両手に刃物を持ち、カウンターの内側に入って突然女性店員を襲ったという。現場では男性の叫び声が聞こえ、職員がAEDやさすまたを運ぶなど混乱が広がった。警視庁は事件の詳細な経緯や男と被害者の関係性を調べている。
この事件は、サンシャインシティで昨年も発生した深刻な殺人事件を思い起こさせる。2025年7月1日午前11時45分頃、同施設内の高層ビル「サンシャイン60」31階にある弁護士法人「アディーレ法律事務所」で、職員の芳野大樹さん(当時36歳)が同僚の渡辺玲人容疑者(当時50歳)にナイフで首を複数回刺され、死亡した。渡辺容疑者は「以前から恨みがあった」「痛みを味わわせたかった」と供述し、事件後、池袋駅東口交番に出頭して逮捕された。
サンシャインシティはショッピング施設からオフィス、娯楽施設まで集まる複合商業施設として多くの家族連れや観光客が訪れる人気スポットだ。特にポケモンセンターは子供から大人まで幅広い層に支持されており、事件発生時は夕方の賑わう時間帯だった。
施設利用者からは「身近な場所でまたこんな事件が…」と衝撃と不安の声が上がっている。
(文/二宮誠司)