井岡一翔「薬物逮捕」は免れた?…ドーピング疑惑で田中恒成との史上最高試合がいわくつきに | The Audience
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井岡一翔「薬物逮捕」は免れた?…ドーピング疑惑で田中恒成との史上最高試合がいわくつきに

井岡一翔「薬物逮捕」は免れた?…ドーピング疑惑で田中恒成との史上最高試合がいわくつきに
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 昨年大晦日に開催されたWBO世界スーパーフライ級チャンピオン・井岡一翔選手と挑戦者・田中恒成選手によるタイトルマッチ。
 
 試合は8ラウンドTKOで井岡選手が勝利し、その凄まじいハイレベルな戦いは「史上最高の日本人同士によるタイトルマッチ」とも呼ばれた。
 
 だが、ここに来て井岡選手に薬物使用、そしてドーピングの疑惑が浮上している。
 
 26日に配信された「デイリー新潮」(新潮社)には、JBC(日本ボクシングコミッション)関係者の話として「試合前のドーピング検査では両選手ともに何ら問題がなかったものの、試合後の簡易検査にて井岡選手の尿検体から“マリファナ”成分への陽性反応が出た」「専門性の高い検査機関への再鑑定依頼の結果、今度はマリファナとは異なる3つの使用禁止物質が検出された」ということが記されているのだ。
 
 「試合直後の今年初めには井岡選手の“タトゥー”が大いに問題となりました。
 
 ですが、これは直接試合の結果に影響するものではありませんでしたので、厳重注意という処分で終わりました。

一番の被害者は田中選手

 ところが、今回浮上した疑惑はマリファナを含むドーピング違反に抵触する成分の検出ですからね。
 
 新潮さんの取材に対し、井岡選手の弁護士は『警視庁から、捜査は終了した、との報告を数日後に受けており、井岡に対する嫌疑は既に晴れております』と答えていますので、マリファナ、つまり大麻での薬物逮捕は免れられそうですが、ドーピングについては今後厳しい処分が下る可能性が考えられます。
 
 もしも、ドーピングが事実であれば、一番の被害者は挑戦者として敗れた田中選手でしょう。
 
 仮に証拠不十分などでドーピングはなかったという決定が下ったとしても、『史上最高の日本人同士によるタイトルマッチ』と評された試合に大きな汚点や疑惑が残ることは決定的で、本当に残念としか言いようがありません」(スポーツ記者)
 
 今後、JBCがどのような調査結果、井岡選手の処遇を発表するのか、今後の動向に注目が集まる。
 
(文/有村和巳)