
仔馬虐待動画で大炎上中の浜本牧場に、新たな疑惑が浮上した。X(旧Twitter)で農家・有坪民雄氏が17日投稿した内容が、537万ビューを突破。「北海道で松阪牛ができるって、どういう産地偽装だよ」と、牧場が公式サイトで「特産松阪牛」を生産していると明記している点を問題視した。
「特産松阪牛」は厳格な定義があり、素牛は兵庫県産但馬牛、肥育は三重県松阪生産区域内で900日以上行う必要がある。
つまり、北海道での生産は物理的に不可能で、「ノーマル松阪牛」との混同を指摘する声も上がっており、有坪氏は「看過できない」と強調。添付画像には牧場の求人ページが写されており、「最高級の特産松阪牛を育てています!」とPRしている部分が確認できる。
これに対し、ネットでは「北海道で特産松阪牛って詐欺では?」「馬が牛に変わるトリック?」「産地偽装でJRA・農水省に通報を」と批判が殺到。
虐待騒動で公式アカウント・裏垢を相次ぎ削除したばかりの牧場側は、現時点で一切の説明なし。馬主撤退が続く中、競馬界・畜産業界へのダメージがさらに拡大している。
動物愛護と産地表示の信頼が問われる事態に、関係者の誠意ある対応が待たれる。
(文/豊田武志)