
中央競馬の馬主・安原浩司氏が、所有馬の預託先である浜本牧場からの完全撤退を自身のXで報告した。
複数頭の馬を同牧場で管理していた安原氏だが、牧場側で仔馬への躾動画が虐待疑惑として大炎上したことを受け、事前に全馬を他牧場へ移動させていたことを明かした。
投稿では「事前に全馬移動してよかったですが残る馬達の事を考えるとなんとも言いようがない虚しさ」と複雑な胸中を吐露。
浜本牧場生産馬のシュウジで2015年小倉2歳S(G3)を制した実績を持つなど長年の交流があった安原氏だけに「悲しい出来事です」との思いがにじむ。
安原氏はこれまで浜本牧場に厚い信頼を寄せてきたが、今回の疑惑に先立ち何らかの危機感を覚えたのだろう。「馬たちの安全が第一」と苦渋の決断を下した模様。
残された馬たちの安否を心配する声も多く、ファンからは「安原さんの決断は正しい」「牧場側はしっかり説明を」との反応が広がっている。
安原氏は、2018年に京都で開催されたJBCレディスクラシックをアンジュデジールで、2023年に中京で開催された高松宮記念をファストフォースで制し、G1競走2勝を誇る。現役馬では、2025年の札幌記念を制したトップナイフなどを所有している。
(文/豊田武志)