
WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)で連覇を目指す侍ジャパンが、1次ラウンドを4戦全勝で突破し、準々決勝の舞台となる米国・マイアミへ移動した。
しかし、ソフトバンクの松本裕樹投手(29)がチャーター機に搭乗していなかったとの情報が出回っており、ファンの間で波紋を広げている。
松本投手はチェコ戦以降の動向が不明瞭で、故障や体調不良による離脱の可能性が指摘されており、予備登録メンバーのアストロズ・今井達也投手(27)との入れ替えが現実味を帯びてきた。
侍ジャパンは3月10日のチェコ戦(東京ドーム)で9-0の完封勝利を収め、プールCを4戦全勝で首位通過。翌11日未明に羽田空港からチャーター機でマイアミへ出発した。現地時間11日早朝に到着したチームは、厳重な警備の下で宿舎へ移動。大谷翔平選手(ドジャース)ら主力はリラックスした様子を見せ、準々決勝(日本時間15日、対ベネズエラまたはドミニカ共和国)に向けた調整を開始した。
しかし、30人のロースターのうち、松本投手だけがマイアミ入りしていない可能性がSNSで取り沙汰されており、「なんらかの事情が発生した」との見方が広がっている。故障などの離脱が確定すれば、1次ラウンド終了後に最大4人の入れ替えが可能なルールにより、予備登録投手が招集される。
入れ替え候補の筆頭として名前が挙がっているのが、今井達也投手。侍ジャパンの予備登録投手に名を連ねる今井投手は、西武からポスティングシステムで今年アストロズへ移籍した本格派右腕。
ただ、松本投手とは異なりリリーフ経験は少ないため、合流した場合、侍ジャパンのリリーフ投手運用はますます難しくなるとの懸念も上がっている。
(文/千川ちひろ)