
小学館の漫画アプリ「マンガワン」で、性犯罪歴のある漫画家・原作者をペンネーム変更(名前ロンダリング)で起用する問題が常態化している疑いが浮上し、批判が殺到している。
最初に発覚したのは山本章一氏(変更後:一路一)。
2020年、元教え子の女子生徒に対する児童買春・児童ポルノ禁止法違反で罰金30万円の有罪判決を受け、『堕天作戦』は連載中止となった。しかし2022年12月から「一路一」名義で原作者として新作『常人仮面』を連載。
2月20日の札幌地裁判決で被害女性への1100万円賠償が命じられ、詳細な性暴力内容が明らかになり大炎上。小学館は配信停止を発表し、「起用判断に問題があった」と謝罪。編集者が被害者との示談で口止め条件を提案していた点も「不適切」と認めた。
さらに3月2日、小学館は『星霜の心理士』の原作者・八ツ波樹氏が『アクタージュ act-age』(集英社「週刊少年ジャンプ」で連載)のマツキタツヤ氏と同一人物であることを公表。
マツキタツヤ氏は2020年、中学生女子への強制わいせつで懲役1年6ヶ月・執行猶予3年の有罪判決を受け、執行猶予満了後の2025年8月から「八ツ波樹」名義で連載開始。小学館は「反省の姿勢などを確認の上、被害者二次加害防止のためペンネーム変更を認めた」と説明した。
ネットでは「常習的なロンダリング」「コンプラ崩壊」「被害者無視」と怒りの声が相次いでいる。
(文/兵藤瑠衣)