モデルのマリエさんの枕営業告発により出川哲朗さんが窮地に立たされている。
マリエさんに枕営業を持ち掛けたと名指しされた島田紳助さんは、すでに引退から10年ほどが経過しており釈明などで表に出てくる可能性は低い。
そうした事情もあり、枕営業に応じるようけしかけたとマリエさんに名指しされた出川さん、お笑いコンビ・やるせなすが矢面に立たされる状況となった。
9日には、この件に関し出川さん、やるせなすともに所属事務所を通じて「打ち上げの席で1度だけ一緒になったが、そうした(枕営業の)事実はない」と否定をした。
だが、15年も前の、たった1度のことながら、ハッキリと否定できるのはおかしいのではないかとの見方を一部でされ、さらには11日にマリエさんが「私は嘘を付きません」と反論したことにより、真偽不明のまま騒動はどんどん大きくなってきた。
ハッキリと否定したのが逆に痛かった
「特に多くのレギュラー番組やCMを抱える人気者となった出川さんにとっては、今の状態が続くと失うものが非常に多そうですよね。
現に、所属するマセキ芸能社の最新の出演情報ページには、出川さんの名前がなく、このままレギュラー番組を含めて仕事を失ってしまうのではないかと危惧されています。
個人的な見解ではありますけど、9日にハッキリと否定したのが逆に痛かったと思います。
15年も前なのだから『1~2度打ち上げ等で一緒になったようにぼんやりと記憶しているものの、その場でのやり取りについては、これまでにありがたいことに数え切れないほどにそうした場を経験したこともあり、ほとんど覚えていません。万が一、マリエさんを不快にさせるような言動があったのであればお詫びします。今後も、一緒に仕事をする人たちへの感謝と思いやりを忘れずに励んでまいりますので、どうぞよろしくお願い致します』といった具合にコメントしていれば、ここまで叩かれなかったんじゃないですかね。
しかも、自身のブログやSNSなどではなく、事務所のお知らせページへの文面掲載というのも、イマイチ支持を得られない理由としてあるかと。
そして、日にちが経過してしまえばしまうほど、どんどん再度弁解をするのが難しくなっていきますので、釈明したい、疑いだけで仕事を失いたくないと考えているのであれば、昨年発覚したお笑いコンビ・アンジャッシュの渡部建さんによる“多目的不倫”の例を反面教師にして、早いところ動いた方がいいでしょうね。
とは言え、いったん事務所として出川さんの見解をリリースしている手前、なかなか動きづらいという事情もあるのかもしれません。
そうなると、やはりここは、リアクション芸人として出川哲朗さんを見出した、産みの親とも言えるお笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志さんの発信力を頼るのがいいのではないでしょうか。
松本さんがツイッター、あるいは『ワイドナショー』でお膳立てをしてくれれば、出川さんとしても発信しやすくなるのではないかと見ていますよ」(メディア記者)
今のままでは、出川さんの置かれた状況は改善する気配が見えない。不確かな情報でマイナスばかりが大きい状況から脱するには、何かしらの動きが必要なことは間違いないだろう。
出川さんが今後どう動くのか、そのために松本さんがひと肌脱ぐことはあるのか、今後の動向に注目したい。
(文/スコッティ角筈)
~ライター略歴~
長崎県出身
本人曰く「ヲタク」として生きていくためにライター稼業を始めたとのこと
アイドルやドラマ関連の記事を多く執筆する