昨年7月に亡くなり、間もなく9ヶ月が経過する俳優の三浦春馬さん。
三浦さんにとって最後の主演映画となった『天外者』(配給:ギグリーボックス、監督:田中光敏さん)は、昨年12月11日からの公開ながら、今なお各地の劇場で上映されているロングヒット作品となっている。
先日、『天外者』公式ツイッターが、台湾での海外上映を行うことが決まった、詳細は随時伝えると報告していた中で……。
「このほど、5月7日より台湾上映がスタートすることが決まりました。
海外上映の第1弾として大きく成功し、今後の全世界的な広がりの足掛かりとなるといいですね。
トルコ上映へ向けた署名も
また、現在、キャンペーンサイトでは『天外者』のトルコ上映へ向けた署名を集める動きが始まっています。
『天外者』の田中監督は、2015年に日本とトルコの友好125周年を記念し作られた映画『海難1890』を撮影していますし、和歌山県串本町のトルコ記念館の名誉会長に田中監督は就任されており、かなりトルコとの縁が深いようです。
田中監督は生前の三浦さんと『天外者』を世界へ持って行こうと約束していたと明かしていましたし、こうした署名も相まって多くの国で上映する流れができていったら素敵だと思いますよ」(メディア記者)
5日には日本中の100を超える劇場で大ヒット御礼と三浦さんの誕生日を記念して特別上映が行われた『天外者』。
次は、世界中のファンに見てもらえる機会が増えていくタイミングといったところだろう。
(文/西野麻衣)
~ライター略歴~
茨城県出身
シナリオライター、エッセイスト、芸能ライターと多岐にわたる執筆業を行っている