
1月23日放送の『探偵!ナイトスクープ』(ABCテレビ)で、広島県在住の6人兄妹の長男(小学6年生・12歳)が「自分の代わりに1日家事・育児をしてほしい」と依頼した回が大炎上している。
霜降り明星・せいやさんが探偵として長男の1日を代行する内容だったが、放送後、母親の言動や家族の状況に「倫理観を疑う」「ヤングケアラー案件」「児相案件」との批判が殺到。X(旧Twitter)ではトレンド入りするほどの騒ぎとなっている。
番組で明らかになった問題点
依頼主の長男は、両親が共働き(母親は会社経営)のため、日常的に弟妹5人(10歳、8歳、5歳、2歳、0歳)の面倒を見ている。ご飯作り、洗濯、おむつ替え、掃除などほぼ全てを1人で担い、週1〜2回しか友達と遊べない状況。「みんなでパーティーしたい」「バスケしたい」と本音を漏らし、過去には家事で母親と喧嘩して家出したこともあると告白。
せいやさんも「お前はまだ小学生や!」と驚愕し、「子供でいさせてあげて」と訴える場面があった。しかし、VTRの最後で母親が帰宅直後に長男へ「米炊いて!7合!」と指示する声が響き、視聴者の怒りが爆発。「笑われへん話」「長男が犠牲になってる」と指摘が相次いだ。
母親のSNSから発掘された衝撃発言
炎上の火に油を注いだのは、放送後に特定された母親のインスタグラム投稿。そこには以下のような内容が赤裸々に綴られていた。
●子育て・家事は一切したくない → 「家事育児はできるだけしたくないから長男に仕込んでる」「長男は結構使える」と道具のように評価。
●子供の呼び方 → ファースト(第1子)、セカンド(第2子)呼び。
●娘への発言 → 娘の容姿を「ブス」と公然と貶す投稿。
●毎月旅行三昧 → 親は頻繁に旅行に出かけ、その間も家事・育児は長男任せ。
●謎のマルチ商法疑惑 → 一部で母親がマルチレベル商法に関与しているとの指摘。
これらの「ぶっちゃけ投稿」が次々と掘り起こされ、「毒親」「育児放棄」「長男を奴隷扱い」と非難の嵐。母親本人は放送後、インスタで「全く知らん人が匿名で好き勝手書いてて悲しい」と吐露し、さらなる反発を招いている。
ネットの反応と今後
Xでは「長男くんが可哀想すぎる」「親が6人も作って放置っておかしい」「これで笑いにする番組の倫理は?」との声が多数。一方で「家族のSOSとして支援が必要」「長男がさらに苦しむかも」と冷静な意見も。
番組側はまだ公式コメントを出していないが、国民的バラエティが社会問題を浮き彫りにした形となり、ヤングケアラー問題への注目が高まっている。
(文/中野慎二郎)
~ライター略歴~
東京都中野区出身
演劇&音楽を愛しアーティスト活動を20年に渡り行うも鳴かず飛ばず
2017年より自身の経験と人脈ををもとにフリーライターとして活動