
日本の競馬史に名を刻んだ名馬2頭が、わずか1日の差でこの世を去りました。
GI5勝のダイワメジャー(牡、父サンデーサイレンス)が2026年1月20日早朝、繋養先の社台スタリオンステーション(北海道安平町)で老衰のため25歳で死亡。
一方、前日の1月19日未明には、同じくGI2勝のダンスインザムード(牝、父サンデーサイレンス)が社台ファーム(北海道千歳市)で永眠、こちらも25歳でした。
2頭は2001年4月生まれの同期生。現役時代に同じレースで8回対戦し、そのうち3回もダイワメジャー1着・ダンスインザムード2着のワンツーフィニッシュを記録した因縁のライバルとして、ファンから長年愛され続けました。
ネット上では「死ぬ時までワンツーフィニッシュ」「あの世でもセットで走ってるのか」「運命の絆がここまでとは…」と、悲しみと感慨の声が殺到。Xでは関連ワードがトレンド入りするなど、大きな衝撃が広がっています。
ダイワメジャー1着、ダンスインザムード2着となった3レースは以下のとおり
2004年11月21日 マイルチャンピオンシップ(GI)
2006年4月15日 マイラーズカップ(GII)
2006年11月19日 マイルチャンピオンシップ(GI)
いずれもマイル戦で、ダイワメジャーの持続力ある先行力と、ダンスインザムードの粘り強い追い込みがぶつかり合う名勝負でした。特に2006年は秋の天皇賞(秋)でもダイワメジャーが優勝するなど、互いに高いレベルで競い合った時期。ファンの間では「ダメジャー(ダイワメジャー)とダンムー(ダンスインザムード)」という愛称で親しまれ、「禁断の恋」「永遠のライバル」といったネタも定番でした。
【ダイワメジャー】
主な勝ち鞍: 皐月賞(2004)、天皇賞・秋(2006)、マイルCS(2006・2007)、安田記念(2007)などGI5勝
【ダンスインザムード】
主な勝ち鞍: 桜花賞(2004)、ヴィクトリアマイル(2006・初代女王)、キャッシュコールマイル招待S(GIII・米国)
(文/豊田武志)