麒麟川島明『ラヴィット』松山英樹効果で番組最高5.6%!も「正念場」の理由 | The Audience
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麒麟川島明『ラヴィット』松山英樹効果で番組最高5.6%!も「正念場」の理由

麒麟川島明『ラヴィット』松山英樹効果で番組最高5.6%!も「正念場」の理由
The Audience

 12日に放送された、お笑いコンビ・麒麟の川島明さんが司会を務める朝の生活情報番組『ラヴィット』(TBS系)の視聴率が5.6%(ビデオリサーチ日報調べ)だったことが13日分かった。

 3月29日の放送開始以来、1度も3%台にすら到達したことがなく、9日の放送では1.1%と非常に低い数字を記録していたが、そこから一気に4.5ポイントもの爆上げとなった。
 
 ただ、この数字をそのまま喜べない事情があるという。
 
 「12日は、ゴルフの国際メジャー大会『マスターズゴルフ2021』の最終日が行われ、松山英樹選手が10回目の出場にして悲願の優勝を果たしました。
 
 この模様をTBSでは放送時間を延長してお届けし、『ラヴィット』本編の放送開始時刻を8時50分と通常の50分遅れにする措置をとりました。

実質的な『ラヴィット』の視聴率は伸びていない?

 ただ、8時を過ぎて以降は画面左上に『ラヴィット』のロゴが出ていましたので、今回の5.6%の視聴率対象時間として8時から8時50分までの時間帯も含めて算出されている可能性も考えられます。
 
 もしそうであれば、実質的な『ラヴィット』の視聴率は特に伸びていないということになります。
 
 また、直前まで放送された『マスターズゴルフ2021』の視聴率は早朝ながら12.1%という非常に高い数字を記録しています。
 
 その直後の『ラヴィット』では、冒頭で松山選手に対するお祝いのコメントはしたものの、ニュースとして扱うことはありませんでした。結果として、直前まで12.1%もいた視聴者が半分以下にまで減少したということです。
 
 プレーのダイジェストや優勝インタビューの模様などを放送すれば5.6%どころではなく、8~10%台も十分にありえただけに、『ラヴィット』はたとえ数字が取れなくともニュースやワイドショーなどは一切扱わないという強固なポリシーがハッキリしたとも言えますけどね。
 
 そして、5.6%を記録した翌日の13日の視聴率が一体どんなものになるのか、ここが一番の見ものですし、『ラヴィット』にとってはボーナスチャンスを活かせるかどうかの正念場となるでしょう」(メディア記者)
 
 番組名に反し、ここまでの視聴率は亀のような動き。
 
 松山選手による特需も突っぱねる硬派(?)な姿勢を見せた『ラヴィット』は、そのゆっくりとした足取りで一体どこへ向かっていくのだろうか。
 
(文/スコッティ角筈)
 
 ~ライター略歴~
 長崎県出身
 本人曰く「ヲタク」として生きていくためにライター稼業を始めたとのこと
 アイドルやドラマ関連の記事を多く執筆する