12日、「デイリー新潮」(新潮社)が、“渦中のマリエ、セレドルから震災のツイートで大炎上……、山あり谷ありの芸能生活”との見出しで記事を配信した。
記事には、現在騒動となっているマリエさんが15年ほど前に島田紳助さんから「枕営業」を強要され、同席した出川哲朗さんや、お笑いコンビ・やるせなすの2人がマリエさんに対し島田さんの要求に応じるよう勧めたという、4日にマリエさんが自身のインスタライブで告発した内容が記されている。
また、2011年に「アサヒ芸能」(徳間書店)により、島田さんがマリエさんを口説こうとして失敗したという内容が記事として世に出ており、すでに知られた話だったのに“なぜ今”あらためて告発したのだろうかとの疑問を呈してもいる。
そして、そもそもマリエさんがどんな人柄、タレントだったのかという振り返りをする中で、当初はセレブなアイドル“セレドル”として取り上げられ人気を獲得、その後セレブ感が薄まっていく中で“毒舌キャラ”としてあらためて人気となり、最終的には東日本大震災のときに募金などのチャリティーに関して暴言ツイートを吐いたことで仕事を失っていったことなどが綴られている。
マリエさんの紹介をするテイで…
「この記事を配信するまでは一切この件に触れてこなかった新潮さんが、急に一連の騒動のまとめのような文章を掲載したことに驚きの声が上がっていますね。
また、『マリエさんの紹介をするテイで、マリエさんが干された原因などを書き連ねて叩くことで、島田紳助、出川哲朗、やるせなすの心象を少しでも良くしようとしている感じがする』『信用ないからこの人の発言はウソだとでも言いたいのか』と、新潮さんの印象操作ではないかと訝しがる声も出ていますし、『こうした報道姿勢こそ芸能界の闇』と指摘する声もありますよ。
実際、新潮さんの記事を見て『そもそも何かに秀でた芸があった訳ではないようなので芸能界から消えるのも仕方なかったのでは?とりあえず彼女と出川さんとどちらが見たくないかと言えば彼女を見たくないですね』など、マリエさんに嫌悪感を示すようなコメントが増えてきている感じはします」(メディア記者)
現状、マリエさんの主張、出川さんややるせなすの主張は真逆のものとなっており、どちらが本当のことを言っているのか真偽の程は不明だ。
だが、マリエさんが過去に芸能界を離れるきっかけを自身の言動で作っていたとしても、そのことと今回の告発の真偽は全く別の話だと思うのだが……。
(文/等々力おさむ)
~ライター略歴~
山梨県出身
かつては某俳優の付き人を務めていた
現在は芸能ネタを中心にライターとして活動中