8日から放送開始となったフジテレビ系連続ドラマ『レンアイ漫画家』。
主演は、NHK大河ドラマ『西郷どん』で主演を務めるなど、数々のドラマで熱演ぶりを見せてきた鈴木亮平さん。意外にも、これが民放連続ドラマでの単独初主演だ。
ヒロイン役は、多くのCMに起用され、このところは映画での活躍も目覚ましく、昨年末の『レコード大賞』(TBS系)での司会抜擢も記憶に新しい吉岡里帆さん。
第1話の視聴率は6.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。
「6.5%という数字だけ見るとあまり芳しくないようにも思えますが、前クールに放送された関ジャニ∞大倉忠義さん主演の『知ってるワイフ』は最終話で8.9%となかなかの数字を記録しているものの、第1話は6.1%でした。
この比較でも、『レンアイ漫画家』が成功できるかどうかは今後の動向次第と言えるでしょう。
おおむね全話平均は6~7%台
また、同枠のドラマを2019年以降、先述の『知ってるワイフ』まで計8作見て行っても、昨今の高視聴率ボーダーである“10.0%”を超えたことがあるのは石原さとみさん主演の『アンサングシンデレラ』のみです。
この8作の中には、昨年9月に急逝した竹内結子さん主演の『スキャンダル専門弁護士 QUEEN』や、NHK朝ドラ『エール』そして『紅白歌合戦』で一気に大物女優としての立ち位置を確立した二階堂ふみさんが主演した『ストロベリーナイト・サーガ』も含まれるんですが、『アンサングシンデレラ』以外は、いずれも最高視聴率で“10.0%”を超えていませんし、おおむね全話平均は6~7%台ですからね。
中には3.0%という同枠史上最低の数字を記録した、新木優子さん主演の『モトカレマニア』なんかもありますよ」(メディア記者)
このところの同枠ドラマとの比較においては、現状及第点といったところのようだ。
今後の盛り上がりで、及第点レベルを脱し、人気ドラマとして話題をさらうことができるか、今後の『レンアイ漫画家』の動向に注目したい。
(文/佐藤博幸)
~ライター略歴~
山口県出身
大のアイドル好きで、アイドル関連をメインに記事執筆を行っている