
アニメ化もされ、小説と漫画の累計発行部数が4500万を突破した『薬屋のひとりごと』(日向夏著)。
同作品の実写映画がまもなくクランクインを迎えると、3日の「週刊文春 電子版」(文藝春秋)がスクープした。
記事によると、主人公の猫猫(マオマオ)を演じるのは、子役時代から抜群の好感度を保ち続けている芦田愛菜さん。猫猫に好意を抱く、中性的な雰囲気をもった美男子の宦官・壬氏を演じるのは、俳優・沢村一樹さんの次男で、すでにいくつもの映像作品でキャリアを重ねてきた野村康太さんが務めるという。
小説・漫画・アニメに続いて実写映画でも大きな成功を収められるか、注目を集めることになりそうだが、早くも懸念する声がいくつも上がっている。
とりわけ、漫画・アニメ作品と芦田さん、野村さんの相性を問題視する向きが強く、「芦田愛菜は細田守監督の最新作『果てしなきスカーレット』で主人公の声をやってるけど、公開直後から酷評の嵐。野村康太も大ヒット漫画『その着せ替え人形は恋をする』の実写ドラマで失敗してるし。ただでさえ実写化に向かなそうな『薬屋のひとりごと』にこの2人じゃ結果は見えてるのでは?」といった声が上がっている。
(文/川村隆二)