4日にモデルのマリエさんが自身のインスタライブで告発した、15年ほど前の島田紳助さんによる「枕営業」の強要。
当時、同席していた出川哲朗さん、お笑いコンビ・やるせなすは、マリエさんに島田さんの要求を受け入れるよう促していたとも、マリエさんは語った。
これを受け、9日に出川さん、やるせなすはいずれも事務所を通じ「番組後の大勢が集まる打ち上げの席で1度だけマリエさんと一緒になったことはある」が「そのような事実はない」という旨のコメントを発表していた。
松本人志さんは軽くマリエさんに言及したが…
11日午前の『ワイドナショー』（フジテレビ系）では、この件について大々的に触れることはなかったものの、松本人志さんがこの日のゲストコメンテーターであるお笑いコンビ・シソンヌの長谷川さんに「マリエさんについてちょっといいですか？」と冒頭で軽く振るシーンがあった。
同じく11日午前の『サンデージャポン』（TBS系）では、司会の爆笑問題が、マリエさんのインスタライブでは「助けてくれた存在」としてタモリさんとともに名指しされていただけに、何かしらの言及があるかと思われたものの、一切この騒動に触れることはなかった。
そして、11日昼、マリエさんは自身のインスタグラムを更新し「そうですその日の打ち上げでの出来事でした。私は嘘をつきません」と新たにコメントした。
「今回のマリエさんのインスタでのコメントは、明らかに出川さん、やるせなすが発表したコメントを受けての投稿で間違いないだろうと多くの方が見ています。
出川さん、やるせなすが主張している『1度だけ番組の打ち上げで一緒になる機会があったが、マリエさんに対し紳助さんが男女の関係を要求したことも、自分たちがそれを促すような言葉を吐いたこともない』というニュアンスのコメントに対し、マリエさんは『出川さんや、やるせなすは嘘をついていて、自分は本当のことを語っている』と反論したのだろうと」（メディア記者）
互いに言った、言わないの水掛け論に終始し、ここまで互いの主張を裏付けるような決定的な証拠は出てきていない。
15年も前ということで、なかなか証拠を出すことは難しいのではないかとも思われる。
だが、マリエさんが今回あらためて主張をしたことで、この騒動はしばらく続きそうだ。
（文／等々力おさむ）
～ライター略歴～
山梨県出身
かつては某俳優の付き人を務めていた
現在は芸能ネタを中心にライターとして活動中