
フリーエージェント(FA)権を行使した日本ハム・松本剛選手の獲得調査を進めていることが、一部スポーツ紙などで報じられた巨人。
今季は外野の定位置を固定できず、特に右打ちの外野手が補強ポイントとみられる巨人にとって、2022年に打率.347というハイアベレージで首位打者とベストナインを獲得。さらには高い守備力と走塁技術を誇る松本は絶好の人材と言えるのではないだろうか。
一方で、松本選手は人的補償が必要となるBランクの選手。獲得すれば、自ずと巨人の支配下選手のうち、プロテクトできる28人に含まれなかった誰かが、日本ハムに指名を受け移籍する可能性が出てくる。
そんな巨人のプロテクトリストについて、13日の「週刊文春 電子版」(文藝春秋)では「28人の枠から、坂本勇人内野手(36)が外される可能性が高い」との巨人関係者の証言を報じている。
関係者の証言どおり、坂本がプロテクトリストから漏れるようなことがあれば、「日本ハム・坂本勇人」が近いうちに誕生する可能性も十分あるだろう。
(文/公文裕介)