8日、三浦春馬さん最後の主演映画『天外者』（配給：ギグリーボックス）を撮影した田中光敏監督が自身のブログを更新した。
「4月5日は、三浦春馬くんの誕生日」と切り出し、5日に渋谷HUMAXシネマ、6日には三浦さんの故郷である土浦のセントラルシネマズでのトークイベントに出席した際の様子を綴っている。
「久しぶりに、グラバー役のロバートとの再会。役者として人として、最高の男。驚いたのは、飛び入りで参加してくれた、幼少の五代友厚を演じた末次寿樹くん、しっかり話をしてくれました」と、同席した俳優たちへの敬意と愛に溢れたコメントが続く。
また、各会場の様子についても言及。
一監督にあり得ないね
「渋谷ヒューマックスシネマさん、『天外者』の飾り付け、ありがとうございます。手作りで、一つ一つ、春馬くんや作品に対する愛を感じました。嬉しかった。感謝です」「土浦セントラルシネマズさんのメッセージで出来たツリーが凄かったです。沢山の方々の思いが、花となって咲いていました。美しかった。皆さんの書かれているメッセージに感動しました」としている。
また、田中監督自身宛のお祝いの花の写真を添えながら「なんとファンの方々から、劇場の入り口に花まで」とし、配給のギグリーボックスの方と「こんな凄くて温かいオモテナシ、一監督にあり得ないね」と話をしたことについても記されている。
文末には「やっと台湾で上映が出来そうです。良かったです。嬉しいです。春馬くんとの約束、果たせそうです」とも。
「三浦さんら出演者たちの人柄を、幾度となくトークイベントやメディアのインタビューで田中監督は語っていますね。
しかも、その語る立ち姿や表情、雰囲気からは心底、三浦さんら出演者たちをはじめとする作品に携わった方々へのリスペクトや思いやりといった大きな愛が感じられました。
きっと、田中監督自身の人柄のなせる技でしょう」（メディア）
なお、田中監督は現在、次回作として『法定相続人（仮）』、次々回作として『北の流氷（仮）』をそれぞれ準備を進めている。
（文／窪田翔吾）