
10月3日、北海道日本ハムファイターズが秋季教育リーグ「第22回みやざきフェニックス・リーグ」の参加選手・監督・コーチのリストを発表した。
このリストに、ファーム投手コーチの金子千尋氏の名前がリストに含まれていないことが発覚。
現役時代に沢村賞を受賞した実力や実績はもちろんのこと、渡米して学んだコーチスキルもあり、若手投手の育成に欠かせない存在である金子氏の不在に、ファンの間で動揺が広がっている。
X(旧Twitter)では「退団だったらシャレにならない」「新庄監督以上に、今後10年の日ハムの順位に多大な影響を及ぼす人物。絶対に流出させたらダメ」といった悲鳴のような投稿が相次ぎ、ライバル球団からの引き抜きを危惧する声が殺到している。
特に目立つのは、ライバル球団からの引き抜きを危惧する声だ。
「新庄監督以上に、今後10年の日ハムの順位に多大な影響を及ぼす人物。絶対に流出させたらダメ」との投稿は多くの共感を集め、ソフトバンクやロッテ、オリックスなどのファンからも「金子さん来てくれ」「千尋マジックが欲しい」との声が上がっている。
一方、冷静な考察も見られ、「鎌ヶ谷に残っている若手に付き添うのでは?」「2~3年前も帯同してなかったことあったと思うし大丈夫」「1軍の柴田獅子や古林に付き添うのかも」といった意見が飛び交い、ファンの間で議論が白熱。
ある投稿では「金子千尋退団とかなったらもう俺が見る理由ないぞ」と、過激な忠誠心を露わにするファンもいた。
(文/公文裕介)