8日、同日までで三浦春馬さん最後の主演映画『天外者』（配給：ギグリーボックス）の“再々上映”が終了となったことを受け、「渋谷HUMAXシネマ」が公式ツイッターを更新。
「皆さまのお声が大きな力となり、再々上映が実現しました"天外者"。本日最終日となりました。スタンディやパネルは4度目の上映を願い、大切に保管いたします☆本当にありがとうございました☆☆」と、「#三浦春馬」のハッシュタグを付けコメントした。
「今や、多くの劇場でロングラン上映中の『天外者』ですが、当初は昨年12月11日の封切りから1ヶ月程度で全国的に上映終了予定でした。
渋谷HUMAXシネマさんも12月中に最初の上映を終了していましたよね。
先駆者の矜持
ですが、多くのファンの支持や三浦さんら作品に携わった人たちの想いに応える形で、日本で最初に天外者の再上映を行ったのも渋谷HUMAXシネマさんでした。
その後、各地で上映延長する劇場が増えましたし、渋谷HUMAXシネマさんの後を追うように再上映を決定する劇場がいくつも現れました。
そして、再上映が終わってからも『天外者』の熱量が続いている様子などを受け、三浦さんの誕生日の4月5日を含めたスケジュールでの再々上映を渋谷HUMAXシネマさんは決定しました。
これにより渋谷HUMAXシネマさんは日本で初の『天外者』を再々上映した劇場となりました。
再々上映については、4月下旬に呉ポポロシアターさんも実施することを発表していますが、呉ポポロシアターさんの決定にも渋谷HUMAXシネマさんの動きが影響した可能性はあると思いますよ。
そして、初回上映、再上映、再々上映でも終わらせずに『4度目』の上映も願っている、実現できないかと画策している様子が渋谷HUMAXシネマさんのツイッターコメントから見えますので、今後に期待したいですね」（メディア記者）
5日には、トーマス・グラバー役のロバート・アンダーソンさん、幼少期の五代才助を演じた末次寿樹さん、『天外者』を撮影した田中光敏監督が登壇したトークイベントが渋谷HUMAXシネマでは開催された。
4度目の上映、そして出演者や監督らを招いてのトークイベントなどの再開催への期待が、渋谷HUMAXシネマへ向けられている。
（文／西野麻衣）
～ライター略歴～
茨城県出身
シナリオライター、エッセイスト、芸能ライターと多岐にわたる執筆業を行っている