9月21日配信のYouTube動画『ニューヨークのニューラジオ』にて、お笑いコンビ“チョコレートプラネット”松尾駿の「素人はSNSするな」発言での炎上をめぐり、職業差別とも取られる発言をしたとしてネットで炎上している、お笑いコンビ“ニューヨーク”の屋敷裕政。
屋敷は相方の嶋佐和也とともに23日、静岡市清水文化会館マリナートで開催の単独ライブに出演した。
同ライブで屋敷は「皆さんは僕たちのかけがえのないネジです」と発言。炎上でのダメージがないことをアピールした。
また、「言ってないのに人のYouTubeの話して炎上してる」と、問題の発言が幻冬舎の編集者・箕輪厚介の発言を引用したものであることを強調し、自身の発言には問題がなかったとのスタンスをとった。
YouTubeの動画内で屋敷は、「もう今って、なんか例えば工場でネジ作るとか、要はなんか『これって何の意味あるんやろう？』ってわからんまま働いとる人がほとんどなんですって。」「だから自分の人生をあんま生きとる人が少ないんですって。」「そういう人は、他人の人生が落ちることで、生きてる実感を得られる人も多いから、炎上とかスキャンダルとかで売れとった人が、ちょっと落ちるみたいなんがたまらん人が増えてる」と、かつて箕輪が語った内容を引用してコメント。
そのうえで、芸人については自身の考えとして「芸人さんなんて自分の人生を生きてる実感がある最たるもんで、自分でネタ作って客が笑うとか、凄い分かりやすい手応えがあるから、本当にそのSNSで人の揚げ足取ったりとかする人の気持ちがわからん」「統計的には裏垢とかで悪口を言ったりするような人は少ない」とする旨のコメントをしていた。
なお、箕輪の持論に対し、屋敷自身が否定的な立場であるなどの説明はなく、視聴者の多くは屋敷が箕輪の考えに賛同しているものと受け止めたことで、炎上へと発展した可能性が高い。
（文／等々力おさむ）
～ライター略歴～
山梨県出身
かつては某俳優の付き人を務めていた
現在は芸能ネタを中心にライターとして活動中