
北海道日本ハムファイターズの新庄剛志監督(53)が、2025年9月4日、自身のインスタグラムストーリーズでYouTubeチャンネル「しゃけまる速報【ハムファンの集会所】」への苦言を呈し、ファンや選手に視聴を控えるよう呼びかけた。
その後、同チャンネルはすべての動画を削除し、チャンネル自体は残っているもののコンテンツがゼロの状態に。新庄監督の異例の呼びかけが功を奏し、動画全削除に至ったとして、ネット上で「さすがビッグボス」「選手を守る姿勢」と話題になっている。
新庄監督は9月4日、インスタグラムストーリーズに「ファイターズの選手 ファイターズファンの皆さん 悪口を言って小銭稼いでるこの動画 観てないと思いますが、今後もイライラするだけなんで見ないで下さい」と投稿。
さらに、「設定で画面に出てこなくしたいんやけどそんなシステムないんかな!?」と、YouTubeの表示をブロックしたい意向を示した。この投稿は、「しゃけまる速報【ハムファンの集会所】」が選手やチームへの誹謗中傷を含むコンテンツを投稿していたことへの強い反発とみられる。
「しゃけまる速報【ハムファンの集会所】」は、日本ハムファン向けのYouTubeチャンネルとして運営されていたが、試合の振り返りや選手評の中で、一部で批判的な内容や不適切な表現が問題視されていた。
新庄監督の投稿後、わずか数時間で同チャンネルの動画はすべて削除され、チャンネルは空の状態に。アカウント自体は残っているが、投稿コンテンツがゼロとなり、事実上の活動停止状態となった。
SNSでは、削除を確認したファンが「新庄監督の呼びかけで全削除!さすがの影響力」「しゃけまる速報、ついに消えたか」と反応。あるユーザーは「xでざわついてたからチャンネル見に行ったら動画全て削除されてた..本当に残念..再アップされることを願いたい」と、複雑な心境を吐露したが、全体的には新庄監督の行動を支持する声が多数を占めた。
(文/公文裕介)