【高校野球】開星・野々村直通監督、広陵暴行問題で「武士道」発言が物議 「切腹」発言も再注目、SNS批判に「名を名乗れ」 | The Audience
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【高校野球】開星・野々村直通監督、広陵暴行問題で「武士道」発言が物議 「切腹」発言も再注目、SNS批判に「名を名乗れ」

【高校野球】開星・野々村直通監督、広陵暴行問題で「武士道」発言が物議 「切腹」発言も再注目、SNS批判に「名を名乗れ」
野々村直通

 第107回全国高校野球選手権大会(甲子園)を巡り、広陵高校(広島)の部員間暴行・性加害事件が波紋を広げる中、開星高校(島根)の野々村直通監督が「陰から言うのは卑怯、名を名乗れ。それが武士道」とSNSの批判に苦言を呈し、注目を集めている。

 野々村監督が過去に21世紀枠代表校に敗れた際の「切腹して死にたい」発言がX(旧Twitter)で掘り起こされ、指導姿勢への賛否も再燃している。
 
 広陵が、SNSでの告発をきっかけとした集団暴行事件および性的暴行疑惑への批判殺到により2回戦の出場を辞退した問題をめぐり、野々村監督は8月14日、記者団に「武士道っていうのは日本人の文化。弱い者をいじめない、お年寄りを大事にするのが原点。批判するなら名を名乗れ。陰から言うのは卑怯」と発言。SNSでの匿名批判を問題視し、「武士道」を引き合いに出したコメントが波紋を呼んだ。

 Xでは「いじめた側が卑怯では?」「武士道なら被害者保護が先」と反発する声が上がり、一方で「監督の言う通り、匿名で叩くのは無責任」と支持する意見も見られた。
 
 野々村監督を巡っては、2010年の第82回選抜高等学校野球大会に出場した際、初戦で21世紀枠選出の向陽高校に敗れると「21世紀枠に負けたのは末代までの恥。切腹して死にたい」などと発言し、大きな批判を集めていた。
 
 このときのことを引き合いに「切腹すると言っておきながら今も実行していない。武士に二言はないのでは?」「相変わらず、歪んだ武士道精神をお持ちのようで」「いじめ隠蔽を容認する武士道なんてある?」などの批判の声も出ている。
 
(文/有村和巳)
 
 ~ライター略歴~
 静岡県出身
 大学までは野球部で白球を追いかけていた
 今は野球を中心にスポーツ全般の記事を執筆している