
第107回全国高校野球選手権大会(甲子園)の1回戦で、広陵高校(広島)と対戦した旭川志峯高校(北北海道)の3選手が試合後の握手を拒否し、注目を集めている。
広陵を巡る部員間暴行・性加害事件の告発が背景にあるとみられ、X(旧Twitter)上では賛否両論が巻き起こっている。
7日の試合後、旭川志峯の3選手が握手をせずベンチに戻った。
Xでは「暴力への抗議の意思表示」「気持ちは分かる」「暴力や性加害に手を染めた人とは握手できないという信念を感じる」と支持する声がある一方、「高校野球の礼儀を欠く」「広陵にだって問題を起こしていない部員もいるわけだし」と批判も。
広陵をめぐっては7日、新たにスタメンの3人含む10人に「性加害」など新たな不適切行為の告発がSNS上でなされている。
そんな中で、2回戦に勝ち上がったことで、ますます騒動は大きなものとなっていきそうだ。
(文/有村和巳)
~ライター略歴~
静岡県出身
大学までは野球部で白球を追いかけていた
今は野球を中心にスポーツ全般の記事を執筆している