竹野内豊『イチケイのカラス』好スタート…三浦春馬さん出演のアノ映画に見るドラマの成功とは | The Audience
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竹野内豊『イチケイのカラス』好スタート…三浦春馬さん出演のアノ映画に見るドラマの成功とは

竹野内豊『イチケイのカラス』好スタート…三浦春馬さん出演のアノ映画に見るドラマの成功とは
The Audience

 5日より放送開始となったフジテレビ系の月曜夜9時ドラマ、いわゆる「月9」の『イチケイのカラス』。

 同ドラマは、東京地方裁判所第3支部第1刑事部(通称:イチケイ)を舞台に、主人公の刑事裁判官・入間みちお(竹野内豊さん)の自由奔放で型破りな裁判に振り回されるも、真実をつかもうと奔走するイチケイメンバーの活躍が描かれる作品。
 
 ヒロイン役は黒木華さんで、イチケイに赴任してきた東大法学部出身の堅物で真面目、融通が利かない特例判事補・坂間千鶴。
 
 その他、小日向文世さん、新田真剣佑さん、中村梅雀さん、桜井ユキさん、水谷果穂さんらが脇を固めている。
 
 6日に分かった第1話の視聴率は13.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、前クールで放送されていた『監察医 朝顔』(第2シリーズ)の最高視聴率13.8%を早くも上回り、非常にいいスタートを切ったと言えるだろう。

早くも映画化へ向けて

 「このところは、ネットでの見逃し配信や録画視聴などが増えていますので、なかなか視聴率を額面どおりに受け取れない部分もありますが、『イチケイのカラス』が叩き出したのが良い数字であることは間違いなく、リアルタイムの視聴者が多かったという事実を率直に表していますよね。

 一方で、長澤まさみさん主演で2018年7月期に放送された『コンフィデンスマンJP』を例に上げますと、こちらは三浦春馬さんや竹内結子さんらを迎えた映画が『-ロマンス編』『-プリンセス編』でいずれも30億円前後の大ヒットとなっています。

 ですが、テレビドラマとしては平均視聴率8.9%、最高視聴率9.5%と数字だけを見れば可もなく不可もなしといったレベルでした。
 
 逆に言えば、『イチケイのカラス』は第1話で13.9%という非常に高い数字を叩き出しましたので、同枠ドラマでは山下智久さん主演で2017年7月期の『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命- THE THIRD SEASON』以来となる最高視聴率15%超えも視野に入りますし。
 
 早くも映画化へ向けての動きが水面下で進んでいく可能性もあるのではないかと思いますよ」(メディア記者)
 
 上々のスタートを切った『イチケイのカラス』が、今後どんなストーリー展開を見せるのかとともに、視聴率推移がどんなものになっていくのかについても注目していきたい。
 
(文/佐藤博幸)
 
 ~ライター略歴~
 山口県出身
 大のアイドル好きで、アイドル関連をメインに記事執筆を行っている