5日は、昨年7月に急逝した三浦春馬さんの31回目の誕生日だった。
ファンが「春馬くん誕生日おめでとう」などのハッシュタグをつけて多くのツイートを行いトレンド入りしたほか、47都道府県の100以上の劇場で三浦さん最後の主演映画『天外者』(配給:ギグリーボックス、監督:田中光敏さん)が特別上映されるなど、多くの祝福で溢れた1日となった。
渋谷HUMAXシネマではトークイベントに田中光敏監督、トーマス・グラバー役のロバート・アンダーソンさん、三浦さん演じる五代友厚の幼少期を演じた末次寿樹さんが登場し、訪れたファンの多くが涙した。
土浦セントラルシネマズでは、『天外者』と併せて三浦さん最初の主演映画『森の学校』(配給:森の学校上映委員会、監督:西垣吉春さん)が上映され、西垣吉春監督らによるトークイベントも行われ、やはり多くのファンが涙していた。
『天外者』のメインキャストたちは
「ツイッターアカウント“三浦春馬&STAFF INFO”からは、『本日、様々なかたちで三浦春馬へ温かいお気持ちをお送りいただき誠にありがとうございます。心より感謝申し上げます。これからも、彼が取り組んだ作品を愛していただけますと幸いです』と感謝のコメントが発表されましたね。
また、渋谷HUMAXでのトークイベントにも出演されていたロバートさんも自身のツイッターで『春馬、誕生日おめでとう!!』『みんなに愛される美しい男になってくれてありがとう!!君を愛してる』とコメントされていました。
一方で、三浦翔平さん、西川貴教さん、蓮佛美沙子さん、森川葵さん、森永悠希さんといった『天外者』のメインキャストたちはSNSなどを通じての祝意コメントはありませんでした。
それぞれが、自身の活動で忙しくなかなかコメントできる状況になかったのかもしれませんね」(メディア記者)
5日に三浦さんへコメントを寄せた『天外者』の共演者はロバートさんだけだったようだが、きっとどの共演者たちも心の中で三浦さんのことを祝福していたことだろう。
(文/中野慎二郎)
~ライター略歴~
東京都中野区出身
演劇&音楽を愛しアーティスト活動を20年に渡り行うも鳴かず飛ばず
2017年より自身の経験と人脈ををもとにフリーライターとして活動