
日本テレビは7日、人気バラエティ番組『世界の果てまでイッテQ!』のロケ中に、お笑いコンビ「ロッチ」の中岡創一さん(47)が負傷したと発表した。
番組内の企画「ロッチ中岡のQutube」で、ベトナムでのロケ中にモーターボートを使用した人気動画の再現に挑戦した際、中岡さんがお尻を強打。
ロケはただちに中止され、現地の病院で「第2腰椎圧迫骨折疑い」と診断された。全治は数カ月の見込みで、帰国後に日本の病院で精密検査を受け、診断が確定する予定だ。
日本テレビは公式声明で「中岡創一さんの一日も早い回復を願い、治療に専念していただけるよう、全力でサポートしてまいります」と謝罪し、再発防止策として「安全管理を徹底し、番組制作における安全確保を最優先に取り組んでまいります」と表明した。
しかし、この事件は同局の安全管理体制に疑問を投げかけ、過去の不祥事と絡めてネット上で議論が巻き起こっている。
『イッテQ!』は過激な挑戦や体を張った企画で知られるが、過去にも出演者の安全を巡る問題が指摘されてきた。
SNS上では、「イッテQのロケ、いつも無茶なことやってるけど大丈夫か?」「中岡さん気の毒すぎる」「日テレの安全管理どうなってるの?」といった声が飛び交い、番組の企画内容や安全対策への疑問が噴出。一方で、「本人が挑戦したくてやってるんだから仕方ない」「バラエティなんだからリスクはつきもの」との意見も見られ、議論は二極化している。
(文/スコッティ角筈)
~ライター略歴~
長崎県出身
本人曰く「ヲタク」として生きていくためにライター稼業を始めたという
アイドルやドラマ関連の記事を多く執筆する