
雪印メグミルクのスキー部が3日、ノルディックスキージャンプ男子の坂野旭飛さん(19)が1日未明にビルから転落し、亡くなったと発表した。
坂野さんは、札幌市出身のスキージャンプの選手で、2024年2月、札幌で開催されたワールドカップに初出場していた。
世界ジュニア選手権にも2022年から4大会連続で出場しており、若手のホープとして期待されていた。
坂野さんは、1日午前1時ごろ、札幌市中央区南7条西4丁目の雑居ビル3階から転落し、全身を強く打ち搬送先の病院で死亡が確認された。
警察によると、坂野さんの体内からアルコールが検出されたといい、未成年飲酒の末に酒に酔った状態で飛び降りた可能性もあるとみられる。
(文/樋口健太郎)