6月23日、日本ハムファイターズのフランミル・レイエス選手が自身のインスタグラム投稿をすべて削除したことが判明。さらに、一部で報じられた訴訟問題との関連が噂され、「退団の可能性」を懸念する声が広がっている。
レイエスのインスタグラムアカウント（@franmilreyes）が突然、23日までに過去の投稿をすべて削除していたことが分かった。
SNSでは、熱心な日本ハムファンによる投稿が話題に。「レイエスさんのインスタ投稿が全削除されていたらしく非常に恐ろしい。ストーリーも日ハム関連消えたらしいけれどアイコンはユニフォームを着ていて嬉しい」と、困惑と期待が入り混じる声が上がった。また、別の投稿では「訴訟的なものが起きるのであれば、公な場で色々言うと面倒なことになるから、消しただけな気もする」と、冷静な分析も見られる。
レイエスはこれまで、チームメイトやファンとの交流を積極的にSNSで発信。2025年3月には、オープン戦で死球を受けた際も、笑顔で元チームメイトの黒木優太投手（現・西武）と並んだ写真を投稿し、「僕の手の容態は大事に至らず」「みんなのことが大好き」と綴って話題を呼んだ。こうした明るいキャラクターが愛されてきただけに、突然の“全削除”はファンに衝撃を与えている。
インスタ投稿の削除と時を同じくして、レイエスに関わる「訴訟問題」の噂が浮上。一部報道やSNSの情報では、滞納問題や代理人とのトラブルが背景にあるのではないかと推測されている。ただし、具体的な訴訟内容や金額については、公式な発表がなく、詳細は不明だ。Xでは「報道で出てる金額であれば、あそこまで活躍している彼なら払えると思う」と、レイエスの残留を願う声も。
レイエスは2024年に日本ハムに加入後、103試合で打率.290、25本塁打、65打点を記録し、チームの2位躍進に貢献。8月には打率.403、8本塁打で月間MVPを受賞するなど、欠かせない主砲として活躍した。2024年10月には2025年シーズンの契約延長が発表され、「ファイターズ以外の場所でプレーすることは考えられなかった」とチーム愛を語っていた。このため、今回の騒動が退団に直結するのか、単なる一時的な問題なのか、ファンは固唾を吞んで見守っている。
（文／公文裕介）